初心者向け】ゴールド投資の始め方|NISA×金ETFはアリ?iシェアーズで資産5%を守る方法

Q&A

2026年2月8日 現在この記事では、ゴールド投資を「これから始めたい初心者」に向けて、
失敗しにくい考え方(守る資産)具体的な始め方を、実務目線でまとめます。
さらに、銀(シルバー)・プラチナなどの貴金属投資にも触れ、違いと使い分けまで整理します。

結論:ゴールドは「増やす資産」というより資産全体を安定させる保険
初心者は少額・長期・分散で、まずは資産の3〜10%目安で検討するのが現実的です。



ゴールド投資が「守る資産」と言われる理由

株式は成長に期待できる一方で、相場環境によっては大きく上下します。
そこで役に立つのが、値動きの性質が異なる資産を組み合わせる分散です。

ゴールド(=金)は、国や企業の業績に直接依存しない性質があり、
インフレ(物価上昇)通貨安(円安)など、生活コストが上がりやすい局面で相対的に強くなりやすいとされます。
そのため、資産形成の設計上は「攻め」ではなく守りの土台として扱うのがセオリーです。

ゴールド投資のメリット・デメリット

メリット

  • 価値がゼロになりにくい:金は世界的に価値が認識されやすい資産
  • 分散効果:株式と異なる値動きになりやすく、資産全体のブレを抑えやすい
  • インフレ・通貨安への備え:購買力低下の局面で「守り」として機能しやすい

デメリット

  • 配当・利息がない:保有してもインカムゲインは生まれない
  • 短期売買に不向き:長期での位置付けが前提になりやすい
  • 商品性によってコストが異なる:保管費、手数料、信託報酬など

実務ポイント:ゴールドは「儲けに行く商品」ではなく、資産形成を継続するための安定装置
メンタル面のブレが減るだけでも、長期では十分に価値があります。

金の買い方4選(現物・積立・投信・ETF)

ゴールド投資には代表的に次の4つがあります。初心者は「仕組みが簡単で管理が楽」なものから検討すると失敗しにくいです。

① 現物保有(インゴット・金貨)

  • メリット:実物資産としての安心感
  • 注意点:盗難リスク、保管コスト、売却の手間
  • 向く人:資産規模が大きく、現物志向の人


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② 純金積立

  • メリット:少額で積立でき、価格変動を平準化しやすい
  • 注意点:年会費・口座管理料などがかかる場合あり
  • 向く人:毎月コツコツ金を増やしたい人

③ 金関連の投資信託

  • メリット:少額から始めやすく、口座管理は比較的ラク
  • 注意点:信託報酬(保有コスト)がかかる
  • 向く人:投信運用に慣れていて、商品性を比較できる人

④ ゴールドETF(例:iシェアーズ等)

  • メリット:証券口座で株式のように売買でき、現物保管が不要
  • 注意点:売買タイミングによってはスプレッド等のコストが出る
  • 向く人:管理をシンプルにしたい初心者〜中級者

初心者がつまずきやすいのは
「コスト」と「手間」と「NISA対象かどうか」です。
この3点を優先して考えると、選びやすくなります。

「金の投資信託はおすすめしない?」論点整理

金投資信託については、「おすすめしない」という見解もあります。
ここでは、その主張でよく挙げられる論点を中立に整理します。

おすすめしないと言われる主な理由

  • インカムゲイン(配当・利息)がない:定期収入を目的にするとミスマッチになりやすい
  • 利益が出るまで時間がかかりやすい:短期で増やす発想だと不満が出やすい
  • 信託報酬(保有コスト)が継続する:長期ほどコスト差が効きやすい
  • 為替の影響を受ける可能性:円建て評価では金価格+為替要因が絡む
  • 金価格と基準価額のズレ:コストや需給で乖離が起きる場合がある

ポイント:これは「金が悪い」という話ではなく、
金投信が“増やす武器”というより“守る道具”としての性質が強いことに起因します。
目的(増やす/守る)を混ぜないのが最重要です。

NISA × ゴールドETFはアリか?

結論はアリです。ただし「使い方」が重要です。
NISAは長期の資産形成に向いた制度のため、ゴールドETFは主役ではなく補助として使うのが基本です。

アリと言える理由

  • 非課税メリット:利益が出た場合の課税を抑えられる
  • 管理が楽:証券口座内で完結し、現物保管が不要
  • 下落耐性:株式100%の不安を和らげ、積立継続に寄与しやすい

注意点(ここを外すと失敗しやすい)

  • 比率を上げすぎない:ゴールドは配当がないため、増やす目的の枠を圧迫しやすい
  • 枠の使い分け:つみたて投資枠は株式インデックス中心、ゴールドは成長投資枠で補助的に…が現実的
  • 対象商品は証券会社で確認:NISA対象可否・取り扱いは変更される場合があるため、購入前に要チェック

筆者の運用例:資産の約5%を金(iシェアーズ)で保有

筆者は、資産のうち約5%を金(ゴールド)で保有しています。
方法は現物ではなく、証券口座で管理できるゴールドETF(iシェアーズ等)です。

なぜ5%なのか?(考え方)

ゴールドは「増やす」よりも「守る」役割が強い資産です。
そのため、比率が高すぎると資産成長のブレーキになりやすい一方で、
0%だと相場急変時に精神的にも厳しくなりやすい。

そこで筆者は、資産全体の安定(保険)として5%前後に落ち着かせています。
やっていることはシンプルで、基本は放置し、定期的に比率だけ確認して必要なら調整(リバランス)します。

実務メモ:ゴールドは「毎日見る」ほど迷いやすくなります。
見る頻度を落として、資産配分として淡々と持つのがコツです。

銀・プラチナ投資の特徴と使い分け

銀(シルバー):値動きが大きく、工業需要の影響も強い

  • 特徴:金より価格が低く、値動きは大きくなりやすい
  • 向く人:少額で貴金属投資を体験したい/値動きを許容できる人
  • 位置付け:守りより分散のスパイス(入れすぎ注意)

プラチナ:景気や産業構造の影響を受けやすい

  • 特徴:産業用途の影響が強く、需要が景気に左右されやすい
  • 向く人:金とは異なるテーマを持ちたい人(分散目的)
  • 位置付け:ゴールドの代替ではなく、別のリスク要因を持つ資産

初心者がまず固めるべきは、ゴールドで「守りの基礎」。
銀・プラチナはその後、理解が深まってから少量で試すのが現実的です。

初心者がやりがちな失敗と回避策

失敗①:短期で儲けようとして売買が増える

ゴールドは“保険”の側面が強い資産です。短期売買を増やすほど、手数料や判断ミスで成績がブレます。
対策:目的は「守り」、売買頻度は落とす

失敗②:金だけに寄せすぎる

ゴールドは配当がありません。比率を上げすぎると、長期の資産成長が弱くなることがあります。
対策:資産全体の3〜10%程度から検討

失敗③:コストを見ずに商品を選ぶ

同じ「金に連動」でも、投信・ETF・積立でコスト構造が違います。
対策:手数料/信託報酬/スプレッドを確認

よくある質問(FAQ)

Q. ゴールドは今から買って遅くない?

タイミングよりも、資産配分としての位置付けが重要です。
「一括で大きく」ではなく、少額から比率を作る方が現実的です。

Q. つみたて投資枠で金は買える?

取り扱い・対象可否は商品と証券会社で異なります。
実務的には、つみたて枠は株式インデックス中心、金は成長投資枠で補助、という設計が一般的です(購入前に要確認)。

Q. ゴールドETFと金投資信託はどっちが良い?

初心者の「管理のしやすさ」「調整のしやすさ」を優先するならETFが扱いやすいケースが多いです。
一方、投信には積立しやすさなどの利点もあるため、目的とコストで選ぶのが合理的です。

まとめ:まずは少額で「守る枠」を作ろう

  • ゴールドは「増やす」より「守る」ための資産
  • 初心者は現物より、まずは管理が簡単な方法から
  • 「金投信はおすすめしない」論点は、目的(増やす/守る)のズレが原因になりやすい
  • NISAで持つなら、ゴールドETFを補助的に使うのは合理的
  • 筆者は資産の約5%を金で保有(守りの土台)

免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定商品の売買を推奨するものではありません。
投資にはリスクがあります。制度・商品条件は変更される場合があるため、購入前に公式情報をご確認ください。

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