この記事では、AIチャットBotや自分の分身AIをLINEで動かすために必要な、LINE公式アカウントの開設方法とMessaging APIキーの取得方法を初心者でも分かりやすく解説します。
Contents
STEP①：LINE公式アカウントを作成する
まずは、LINE公式アカウントを作りましょう。これは、あなたのAIがLINE上で動く“お店の看板”のようなものです。
- LINE Official Account Managerにアクセス
- 「アカウントを作成」ボタンをクリック
- 名前・業種・メールアドレスを入力して登録
- 登録が完了したら、管理画面にログインしてアカウントを開きます
これであなたのLINE公式アカウントが作成されました。
STEP②：Messaging APIを有効にする
次に、LINEと外部サービス（ChatGPTなど）をつなぐための「Messaging API」を有効化します。
- LINE公式アカウントの管理画面（左メニュー）から「設定」→「Messaging API」をクリック
- 「Messaging APIを有効にする」を選択
- 案内に従って「プロバイダー」を作成（初回のみ）
- 作成が完了すると、自動的に「Messaging APIチャネル」が生成されます
これでAIとLINEをつなぐための準備が整いました。
STEP③：チャネル情報を確認する
次に、ChatGPT（またはAPI接続アプリ）とLINEを連携させるために必要な情報を確認します。
- チャネルID（Channel ID）
- チャネルシークレット（Channel Secret）
- チャネルアクセストークン（Access Token）
取得方法：
- LINE Developers Consoleにアクセス
- 作成した「プロバイダー」→「Messaging APIチャネル」を選択
- 「基本設定」タブでチャネルID・シークレットを確認
- 「Messaging API設定」タブでアクセストークンを発行
※Access Tokenは「長期（無期限）」に設定しておくと便利です。
STEP④：Webhookの設定（任意）
Webhookとは、LINEでユーザーがメッセージを送ったときに、あなたのサーバーやアプリにデータを送る仕組みです。 ChatGPT APIなどを使う場合は、この設定が必要になります。
- 「Messaging API設定」画面でWebhook URLを登録（例：
https://example.com/line/webhook） - 「Verify（確認）」ボタンで接続確認
- 成功すると「Webhookが有効」と表示されます
Webhookの設定は、AI連携を行うタイミングで実施すればOKです。
STEP⑤：友だち追加＆動作確認
設定が完了したら、自分のスマホで実際にテストしてみましょう。
- LINE公式アカウントのQRコードをスキャンして「友だち追加」
- LINE上でメッセージを送信
- （Webhook設定済みなら）AIが自動で返信します
これで、あなたのLINE Botが動作する準備が整いました。
STEP⑥：料金プランの確認
LINE公式アカウントには、無料でも使えるプランがあります。
| プラン名 | 月額費用 | メッセージ数 |
|---|---|---|
| フリープラン | 無料 | 200通まで/月 |
| ライトプラン | 約5,000円 | 5,000通まで/月 |
| スタンダードプラン | 約15,000円〜 | 30,000通＋従量課金 |
個人の副業で使う場合は、まずフリープランで十分です。
まとめ：まずは無料で始めよう
ここまでの流れをおさらいします。
- LINE公式アカウントを作成
- Messaging APIを有効化
- チャネルID・シークレット・トークンを取得
- Webhookを設定（必要に応じて）
- 友だち追加してテスト
これであなたのLINE公式アカウントが、AIとつながる準備が整いました。 次は、ChatGPT APIを使って実際に「AI分身Bot」を動かしていきましょう！
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