「自分の知識をAIに学ばせて、自分の代わりに答えてくれるアシスタントを作れたら…」
そんな夢のようなことが、いまは誰でもできる時代になりました。

この記事では、ChatGPTで自分専用のAIアシスタント（分身AI）を作り、LINEで販売・活用する副業アイデアを、実践ステップと収益化の流れに沿って解説します。

Contents

1 ChatGPTで「自分の分身AI」を作るとは？
2 LINE連携でAIを「販売できる」時代に
3 自分ブランドのサポートBotを作るステップ
4 STEP①：LINEで動作テストをする
5 STEP②：Botの自然な会話を確認する
6 STEP③：Botを公開する
7 STEP④：宣伝と活用アイデア
8 まとめ：公開後はAIを少しずつ進化させよう
9 販売・収益化の仕組み
10 収益化成功のコツ
11 おすすめツール一覧
12 まとめ：あなた自身を商品化できる時代

ChatGPTで「自分の分身AI」を作るとは？

ChatGPTには「カスタムGPT」機能があります。これは、あなた自身の知識やノウハウを学習させて、独自のAIキャラクターを作る機能です。

例えば、以下のようなAIを作ることができます：

副業の始め方を教えてくれる「副業アドバイザーAI」
ラーメン店運営をサポートする「飲食店マネジメントAI」
英語を優しく教えてくれる「英会話トレーナーAI」

つまり、「あなたの経験 × ChatGPT」が新しいデジタル資産になるということです。

LINE連携でAIを「販売できる」時代に

作成したAIをLINEで使えるようにすることで、ユーザーは気軽にチャットでAIと会話できます。

LINE公式アカウントを開設し、Messaging APIとChatGPT APIを接続することで、LINE上でAIが自動返信する仕組みを構築できます。

最近は、ZapierやMake（旧Integromat）などのノーコード連携ツールを使えば、プログラミング知識がなくても構築可能です。

自分ブランドのサポートBotを作るステップ

① ChatGPTで人格・知識を作成する

ChatGPTの「カスタムGPT」機能を開き、あなたの専門分野や性格設定を登録します。
Knowledge（知識ファイル）機能を使えば、自分のノウハウ資料や過去記事を学習させることも可能です。

プラスプランやプロプランなどの有料プランであれば、上記の画像のような画面からカスタムGPTを作ることができます。

② LINE公式アカウントを開設する

LINE公式アカウントに登録し、Messaging APIキーを取得します。無料プランから始められます。

③ ChatGPT APIと接続する

ZapierやMakeを使って、ChatGPT APIとLINEを連携。
ユーザーからのメッセージをChatGPTに送り、AIの回答をLINEで返す流れを設定します。

④ テスト＆公開

実際に自分のスマホでLINE上の動作を確認。応答が自然であれば、Botを公開して宣伝を開始します。

【STEP④】LINE×ChatGPTの動作をテストして公開する方法｜初心者でも簡単チェック

ここまででLINE公式アカウントとChatGPTの連携設定が完了しました。次は、実際に自分のスマホで動作をテストして、問題がなければ公開します。

STEP①：LINEで動作テストをする

まずは、自分のスマホからテストを行いましょう。手順はとても簡単です👇

LINEアプリで自分の公式アカウントを「友だち追加」
トーク画面を開いて「こんにちは」などのメッセージを送る
ChatGPTから自動で返信が来れば成功！

もし返信がこない場合は、以下を確認しましょう。

ZapierまたはMakeの「動作ステータス」が「ON」になっているか
APIキーやURLの入力ミスがないか
WebhookのURLを正しく設定しているか

これらを修正すれば、ほとんどの場合は動作します。

STEP②：Botの自然な会話を確認する

テスト中は、AIの返答内容やスピードもチェックしましょう。

返答が長すぎる → プロンプトを短くする
返答が遅い → ChatGPTのモデルを「gpt-3.5-turbo」に変更
返答が不自然 → 「カスタムGPT」設定で口調を調整

AIの個性を活かした口調（例：「〜ですよ！」など）にすると、ファンがつきやすくなります。

STEP③：Botを公開する

テストが終わったら、いよいよ公開です！

LINE Official Account Managerにログイン
左メニューの「チャット」→「自動応答」をONにする
Zapier（またはMake）もONにして常時稼働に設定
友だち追加用のQRコードをSNSやブログでシェア

これであなたのChatGPT連携Botが正式に公開され、誰でもLINE上でAIと会話できるようになります。

STEP④：宣伝と活用アイデア

Botを公開したら、次は宣伝＆活用です。

Instagram・TikTok： 動画で使い方を紹介
ブログ・note： 「AIアシスタントを作る方法」として記事化
BASEやSUZURI： 「AI相談サービス」として販売

たとえば、「副業相談AI」や「英語練習AI」として公開すれば、ユーザーに価値を提供しながら副収入にもつながります。

まとめ：公開後はAIを少しずつ進化させよう

公開したら終わりではなく、ユーザーの反応を見ながら少しずつ改良しましょう。

回答がわかりにくかった質問をメモしてAIに学習させる
返答テンプレートを改善して親しみやすい口調にする
必要に応じてChatGPTの「Knowledge（知識ファイル）」を追加

この積み重ねで、あなたのAIはより自然に、より頼れるアシスタントに育っていきます。

販売・収益化の仕組み

AIアシスタントは、ただ作るだけでなく販売・サービス化も可能です。

① 利用権販売： noteやBASEで「AI相談チケット」を販売
② サブスクモデル： 月額制LINE AIサポートプランを提供
③ 集客導線： 無料版AIからブログやKindle書籍に誘導

特に「あなたの専門分野に特化したAI」はファンがつきやすく、継続収益に繋がります。

収益化成功のコツ

専門性を明確にする： 「副業相談AI」など、誰に向けたAIかを明確にする
キャラクターを立てる： 親しみやすい人格設定がリピートを生む
アップデートを続ける： 定期的にAIを改善し、成長を演出

AIは“生きたキャラクター”としてブランド化できます。SNS連携も有効です。

用途	ツール名	特徴
AI構築	ChatGPT（カスタムGPT）	知識ベースで自分の情報を学習可能
連携	Zapier / Make	ChatGPTとLINEをノーコードで接続
販売	note / BASE / BOOTH	利用権やチケット販売に対応
分析	Google Analytics	ユーザー行動を可視化